東京ワインコンプレックス(Tokyo Wine Complex)

「とれたてNIPPON」がはじまります

とれたてNIPPON

とれたてNIPPONがはじまります

日本の隅々まで張り巡らされた流通網のお陰で、どんな食材も東京の市場に行けば探すことができると思っていましたが、様々な理由から実際には地元でしか味わえない食材が多いことを知りました。

そんな地元の郷土料理を食べることは、旅の大きな目的のひとつでもあります。東京にいては食べることのできない食材や調理の方法に興味をもたずにはいられません。

最近、様々なところで目にする機会の多いジビエなども、不安定な供給の都合から大手の流通にのらない代表的な食材です。衛生的な問題があるにしろ、猟師から直接手に入れるなど何らかの入手ルートを持った人だけが楽しむことのできる希少な食材のイメージが強いです。

以前、牡蠣の養殖現場を訪ねた時のこと。蒸牡蠣とともに振舞われたのが蒸ムール貝。実に見事な大きさと絶品の味わいでした。聞いてみるとムール貝は牡蠣にとって成長を妨げる天敵とのこと。牡蠣を育てる過程で何度も牡蠣殻からはずすのですが、かなりの数が牡蠣とともにまるまると成長してしまうのだとか。「出荷はしないのか?」との問いに「こんなものが売れるのか?」「量も安定しない」との答え。結局海に捨ててしまっているのだそうです。

他にも山の恵みや海の恵みなどでも市場に出ることのない食材はたくさんあります。「限られた人だけが楽しんでいるその様な食材を私たちも楽しみたい」とういう思いから私たちは、希少食材の販売と購入ができるサイトをスタートすることといたしました。

日本全国のとれたて食材や希少食材を生産者や個人から直接買うことのできるサイト。すべての皆様が販売者、購入者となり、豊かな食文化を提供したいと考えています。

朝採れの山菜や見事な天然キノコ。狩猟で仕留めた野生のシカや真鴨。天然の釣うなぎ。手塩にかけて育てたブランド牡蠣。地域固有の伝統野菜。売り切れ御免の希少食材の数々。ここには欲しくても手に入れることの難しかった食材があります。

その名も「とれたてNIPPON」
2014年早春スタート
ご期待ください。

東京ワインコンプレックス代表 高岡信明

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